冬だけしか登れない山がある。

こんにちわ
今回も山記録です(^^)


冬だけしか登れない山がある

2018.3.18
御月山 (岩手県安比高原)
   日本には、有名な山岳が多数あり中にも秀でているのが深田久弥が著した「日本百名山」だ。
  けれども、美しい山は日本二百名山や日本三百名山、無名山々がある。今回、登ったのが岩手県八幡平市安比高原にある「御月山」だ。
御月山山頂から見る奥羽山脈北部の連邦
  なぜ、冬だけしか登れないのかというと、雪融けが始まり木々や草花が顔を出せば、一気に鬱蒼とした藪山へと姿を変えるからだ。藪山とは、登山道が整備されていなく、藪や背の高い笹、手のつけられていない山を言う。だから、冬だけしか登れない山だ。
  御月山は、安比高原駅から東方向に位置する円錐形の急勾配のある楽しく美しい山だ。且つ、安比高原のゴルフ場を横断してルートに着けなれければいけない。ルートは、ほとんど開ける事がなく樹林帯を進み続けるから、ルートファインディングの練習にはもってこいの山である。
  その日は、無風で雲が高く空気が透き通っていた。冬にはとても珍しい日だった。僕は山に行く時、今までは大抵天気が安定して、酷な天候に振り回された事は無い。多分、いや僕が正直子供の頃から晴れ男だからだ。こういった第六感的な能力は信じた方がいいと思っている。なぜなら、誰にも迷惑をかけないし引き寄せの法則など人間には特殊能力が備わっているとさえ思っている。そんな晴れ男は、山登りにはもってこいの特殊能力だ。だから、僕は僕が晴れ男であると自負している。
  パーティは、登山ガイドのSさんと環境省のボランティアガイドのYさんである。彼らに沢山の樹木やアニマルストーキングの動物の足跡を教えて貰ったが、樹木に関しては難しくて簡単には頭に入らない。動物足跡はとても興味が唆られ面白いのもだ。
キツネの足跡
中でも、キツネ足跡は面白い。足跡が等間隔で3つしか見当たらないのだ。最初、僕は足が三つの奇妙な新珍動物を見つけたのかとさえ思った。だが、キツネはファッションショーの女性たちの様に、足を真っ直ぐに揃えて歩く習性があり、足跡の2.3歩目が同じ位置にきて重なるのだ。だから、彼らの足跡は3歩しか存在しないように見える。とても面白い。
  そして、次に興味を唆られたのは高級爪楊枝に使われる「クロモジ」だ。クロモジは落葉低木で、枝の先に丸みを帯びた蕾の様なものをつけた黒い斑点が樹皮に現れる木である。若枝は緑色のすべすべした樹皮を持ち、古くなると灰色になるらしい。特にわかりやすいものは、枝を少し裂くととても香ばしいいい匂いがするのだ。堪らなくその場でカロリーメイトを食べた後の口の清掃に、クロモジを少し折って爪楊枝代わりにもして楽しんだものだ。
  山は、本当に沢山の遊びが出来る。ルートファインディング、美しい景観、動物、植物、また雪のバックカントリー、沢登り、沢釣、あげればキリがない。大方、今後も新しい山遊びが次々と出てくる。僕は、それらに置いて置いていかれないようにしたい。
  最後に付け足すなら、冬だけしか登れない山だと言ったが、山頂には山頂を記す「ここが何の山であるか」という標識が山岳会などによってかけられる物がいつくかあった。そこには、「藪山登山家集団」グループによってかけられた標識もあった。
  要するに、藪山登山家集団の方々は登山道の無い藪山を藪漕ぎして山頂に行き着く方々だ。あんな鬱蒼とした山を雪融け後の時期に登る物好きな人がいるものだと笑った。
御月山遠望

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